激安で印鑑の作成を頼むときに気をつけたい4つの注意点

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最近では、激安で印鑑の作成をしてくれるお店も増えてきました。「とりあえず印鑑を用意したい」「よく使うものではないから安く済ませたい」など、色々な考えがあるかもしれません。ですが激安とはいえ、作りの悪い印鑑は買いたくないですよね。

そこで、激安の印鑑作成でもチェックしておきたい4つの注意点をまとめました。購入の際には、このポイントを確認しておくのがオススメです。

■1:素材について

印鑑の素材を「印材」と呼びますが、この印材は見た目のデザインや色だけでなく、押印するときの感触や使い心地にも影響してきます。また、万が一のアクシデントや落下、経年劣化も素材により変化が出てきます。

激安の印鑑作成では、耐久性に優れたチタンや柘植などを選ぶのは難しいかもしれません。ですが最低限、つぎ合わせのある印鑑や壊れやすい素材の印材は避けるようにしましょう。

■2:彫り方

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激安の印鑑作成では、生産性や効率性を求めてほぼ機械彫りと言っていいでしょう。そこで気をつけたいのが「仕上げ」についてです。仕上げは機械なのか、それとも手彫りか確認するようにしましょう。
通常、機械彫りの印鑑は手仕上げを施すことで、唯一無二の印鑑へと変化させます。ですが仕上げも機械の場合、同じ文字の入った印鑑を持つ可能性が出てしまうのです。

認印程度なら気にならないかもしれませんが、銀行印や実印ともなると同じ印鑑があるのは好ましくありません。
印鑑の使う目的に合わせて彫刻方法も確認するようにしましょう。

■3:作成時間

そして、激安の印鑑作成を頼む人の中には「きちんとしたのも欲しいけど、急ぐからとりあえず…」という人も多いかと思います。
ですが、通常の印鑑作成とは違い「スピード出荷非対応」「通常納期は10日~」など時間がかかることもあります。
「激安だからこそ」というデメリットとして作成時間がかかる場合もあるため、印鑑を使うタイミングが決まっている人なら、作成時間のチェックも忘れないようにしましょう。

■4:追加費用の確認

また、激安だからこそ追加にかかる費用もあります。

  • 印鑑ケースは別売り
  • 彫刻前の事前確認は無料サービス対象外
  • 送料無料対象外
  • 印鑑作成後の保証サービス対象外

など、お店によって本来は無料でサービスしている内容も、激安提供として対象外になってしまう場合があります。

安く抑えるつもりで、激安の印鑑を選んだ結果、普通に印鑑を作成した方が良かった…とならないように気をつけましょう。

「安物買いの銭失い」にならないで!

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激安の印鑑を作成するのに、最高品質の印材や腕のある職人の彫刻、便利なサービスの活用などは難しいのが正直なところです。

とは言え、目的に見合っていて4つのポイントも問題ないなら、お得な印鑑を手に入れることができます。
長く使う印鑑を選ぶならしっかりとした素材や種類を選ぶ。
そして、手軽に使いたい印鑑なら「安物買いの銭失い」にならないよう、少しでも良い印鑑を作成していきましょう。

◆実印を作成する前に、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
実印 作成するなら知っておきたい大切な3つのお話

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